FXトレードの基本を学ぶための本です。
基本的なチャートの見方や通貨ペアの選び方、レバレッジ、単位(PIPSや1000通貨・1万通貨)など、FXをはじめるにあたって覚えておくべき内容がしっかりと勉強できます。
謎のうさぎ(かわいい)が出てくる漫画コーナーや図解が充実していて、視覚的にも初心者にはうってつけの書籍です。
A4版で図や字が大きく、読んでいて疲れません。
FXの右も左もわからないころ、繰り返し読んで楽しく学べました。
私の師匠である井上先生の書籍です。というか、書籍に感銘したので師事させていただきました。
職業としてプロの機関投資家の経験があり、現在進行形でトレードをされている方の本です。
日本人でそのような経歴を持ち、かつしっかりとした書籍を出版されている方は本当に珍しいです。
書籍の内容も実体線や移動平均線などをメインに基本的なインジケーターの使い方(見方)が充実しており、トレードにおける「順張りの優位性」をふんだんなチャート例をもとに学べます。
複合的に相場をとらえ、方向感を指南してくれる「ウィークリーレポート」も必見です。
トレードの手法や資金管理などを学ぶための本というより、稀代の相場師「ジェシー・リバモア」を描いた読み物(小説)です。
相場に関わる人ならどのような人でも経験がある(あるいはこれから経験する)「希望と絶望」「成功と失敗」について迫るように描かれています。
すべての章が含蓄に富み、名言の宝庫です。
「相場」とはなんなのか?という深遠なテーマの謎が解けるような一冊です。
「大切なことは手法そのものより、ルールを守ることである」ということが100億円を稼ぎ出した「タートルズ」の実例をもって描かれています。
確率・統計における「優位性」をつかったシステムトレードの概念や、ブレイクアウトの優位性(トレンドフォローの優位性)への理解が深まります。
また、人間の非合理な行動を行動経済学の用語をつかってわかりやすく解説してあります。
システムに組み込む資金管理方法も具体的に書かれており、この一冊で相場の真髄を学べると言って過言ではありません。手法・心理・資金管理というトレードの3大原則がわかりやすく書かれた名著です。
マーケットの魔術師シリーズや欲望と幻想の市場を読み物とすれば、タートル流投資の魔術はシステムトレードへのかっこうの橋渡しといえます。
そして、具体的なシステムトレードの構築方法や、すぐれたシステムの紹介がふんだんに書かれているのがこの「究極のトレーディングガイド」です。
システムやアルゴリズムに関する本は他にも数冊読みましたが、現実に即していて、システムトレードに対する「正しい理解」を得るためにもっとも役立ったのが本書です。
第三者評価として、有用な手法(システム)の紹介が行われている点が気に入っています。